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下水道が整備されたら、早めに接続工事を済ませる必要があります!2017年11月8日 更新

皆さんこんにちは、栃木県小山市を拠点に給排水・空調設備工事を手がけているトチナンです。

私たちは一般の戸建てからアパート・マンション、ビル、工場まで、給排水衛生設備工事を承っています。
「給排水衛生設備」というのは、一般の方にはあまり聞き慣れない言葉かもしれません。
言い換えると、トイレ、洗面などから浄化槽、貯水槽、ポンプなどまで、水まわりの設備のことを指し、このような設備の設置や交換、メンテナンスを、配管も含めてすべて行なうのが、「給排水衛生設備工事」です。

水まわりの工事ですので、必然的に給水管・排水管などを公共の上下水道と接続する作業も多くあります。
ここで特に、公共下水道への接続で注意しなければならないことがあり、今回のブログで取り上げたいと思います。

■お住まいの区域で下水道が整備されたら、するべきことは?

私たちが住む小山市では、上下水道の整備がどんどん進んでいます。
2016年度(平成28年度)末における、小山市の下水道普及率は63.5%。
栃木県内でも宇都宮市、足利市に次ぐ高い普及率です。
この「普及率」は、人口を基準に算出されていますので、小山市の実に6割以上の人が下水道を利用していることになります。

公共下水道は、清潔で快適な生活環境の向上や川や海の水質の保全のために、とても重要なインフラ設備です。
しかし公共下水道が整備され、使用できるようになった区域では、市の条例により、トイレや台所、浴室などの汚水を直接公共下水道へ流せるように、接続しなければなりません。

■公共下水道への接続工事は、実は期限があります

特に、くみ取り式トイレを使われているご家庭では、公共下水道が使用開始されてから
3年以内に接続工事(水洗化)を済ませなければなりません。
浄化槽式トイレの場合も浄化槽を廃止し、直接公共下水道に流せるようにする必要があります。

この接続工事は「3年以内」という期限があるため緊急性はありませんが、工事はどの業者にもできる訳ではありません。
工事ができるのは、市で認められた「排水設備指定工事店」です。
指定工事店の数も限られていますので、時期的に余裕をみながら工事計画を立てられることをオススメします。

いかがでしたでしょうか。
特にお引っ越しされる方などは、転居先の公共下水道の整備状況はなかなか気付かないと思います。
急な工事を迫られる前に、お住まいの区域で下水道が整備されているのか、下水道へ接続済みなのかなど、ぜひ一度ご確認ください。

なおトチナンでは、公共下水道の接続工事費のお見積りを無料で行なっております。
どうぞ気軽に、お問い合わせください。

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